
たとえば、海外の露店で見つけた可愛い食器。
でもそれは、そのまま持ち帰って販売できるわけではありません。
海外製の食器を販売用として日本に持ち込むには、食品衛生法の検査が義務付けられています。
食べ物に直接触れる食器類は、鉛やカドミウムなど有害な物質が含まれていると健康被害に発展する恐れがあるからです。
材質や形状によって細かく分類された試験項目をクリアし、安全性が認められてはじめて販売用として輸入が許可されます。
⇒厚生労働省『食品衛生法に基づく輸入手続』
▼ 検査証一例

この検査は輸入者自身の責任で専門機関に依頼し、費用も全額輸入者が負担します。
また、同じ製造所で作ったものであっても、商品ごとに色違いまですべて検査が必要です。
どこで、誰が、どんな素材で製造したものか。
それらの情報が明確でなければ、検査を依頼することすらできません。
つまり、どこの誰が作ったかわからない海外製食器は、安全のため日本国内への流通が許されていないということです。
にもかかわらず、それらの手間とコストから逃れるため、検疫も税関も通さず無許可で持ち帰った食器を「雑貨」と称して販売する手口が横行しています。

日本の検疫はとても厳しく、一部観賞用として認められる例外を除き、原則として食器の形状をしたものはすべて検査証の提出を求められます。
個人の判断で勝手に「雑貨として」販売することは認められておらず、税関から許可を得ていない食器の販売は違法行為にあたります。

当店では製造元の全面協力のもとこれらのプロセスを遵守し、食べ物を乗せて使う「食器として」安全性が保障された正規輸入品のみを販売しております。
海外で出会った食器が店頭に並ぶまでにはとても長い時間がかかりますが、だからこそ小さな豆皿ひとつにも思い入れがあり、胸を張ってお勧めできます。
現地に足を運び、ひとつひとつ手に取って吟味し、製造者の方とたくさん話をして、納得のいくものだけを仕入れています。「ついで」に仕入れた商品はひとつもありません。
そうして選び抜いた商品を少しでも気に入って頂けたなら、それほど嬉しいことはありません。
どうぞご安心の上、心ゆくまでアジア食器の魅力をお楽しみください。
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